月替わり展覧会【オンライン】
『魚鑑』(2冊)
江戸時代、天保2(1831)年
作者:武井周作(生存期不明)
版元:呑海樓 21.5cm×16.5cm
横浜市立大学学術情報センターで所蔵する貴重資料紹介
横浜市立大学学術情報センターの貴重書室では、明治期ごろまでに刊行された2000点以上の資料を「貴重資料」として所蔵しています。
貴重資料の利用(閲覧・撮影・掲載・放映等)をご希望の方はこちらのページをご覧ください。
学術情報センターで所蔵する主な貴重資料
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地方史(誌)の紹介
資料内容
本学の特色コレクションで数量的にも最大の資料群が、地方史(誌)資料です。日本で戦後刊行された各地の県史、市町村史は、網羅的に収集しています。戦後の県市町村史の特色として、地方史を編纂する際の基礎資料となる資(史)料集の刊行があります。このような関連資料の収集についても、きめこまかく収集に努めています。また、地方史書目も同様な基礎資料として収集しています。地方史書目は、図書館、文書館が収蔵する文書や資料の目録、あるいは個人収蔵の文書・資料を調査した目録類などです。内容としては、家文書目録、市町村の行政文書目録など多様な資料目録があります。学術情報センターでは、これら戦後に刊行されたものの多くを収蔵しています。地方史コレクションの蔵書数は、現在で約48,000冊に及びます。
会社史・団体史の紹介
資料内容
学術情報センターでは、明治以降の様々な分野の会社史、団体史、官庁関係史や労働団体史などを約19,000冊収蔵しており、経済や経営の歴史的資料として、本学図書館の特色的な資料群となっています。
これらのコレクション資料は、3階の「会社史・団体史コーナー」において、主題ごとに区分けして整理されています。
「会社史・団体史コーナー」をご利用の際は、1階メインカウンターまでお申し出ください。
会社史・団体史の主な総合目録
戰線文庫の紹介
資料内容
「戰線文庫」とは、旧日本海軍省が1938年(昭和13年)から終戦間際にかけて、民間に編集を委託し、戦地の兵士に配布した慰問雑誌です。内容は、日本を離れた兵士に日本国内の情報と娯楽を提供するためのもので、戦況・軍隊関係の記事は少なく、当時の人気作家の小説を始め、詩、落語、漫才、映画情報、女優グラビアなど、バラエティ豊かな内容が掲載されており、戦中の日本の文化・風俗について知ることのできる、貴重な資料となっております
受入の経緯
寄贈者の日本出版社は、海軍省から「戰線文庫」の編集を委託されていた興亜日本社の後身にあたります。戦時中の日本の出版文化を研究する本学の大学院生が、研究のため同社を訪れ、研究内容に理解と賛同を得たことから、今後の研究資料として寄贈されました。
個人文庫の紹介
三枝博音文庫(Saigusa Hiroto bunko)
旧蔵者のプロフィール
三枝博音(1892-1963)
本学第4代学長。文学博士。1922年東京帝国大学文学部西洋哲学科卒業。
カント、ヘーゲル、ディルタイの研究を出発点とし、ドイツ留学後、1932年戸坂潤等と唯物論研究会を組織した。
戦前から戦後にかけて『日本哲学全書』(1936)『日本科学古典全書』(1942-49)『日本哲学思想全書』(1955-57)の編集により日本の科学思想を発掘・集大成し、また三浦梅園の研究、日本の唯物論史、科学・技術史に関して数々の先駆的な著作を残した。
戦後鎌倉アカデミア校長を経て本学教授・文理学部長・学長、日本科学史学会会長を歴任したが、1963年国鉄鶴見事故で不慮の死を遂げた。『三枝博音著作集』全12巻、別巻1(1972-73)は毎日出版文化賞特別賞を受賞した。
文庫の特色
マイクロ資料の紹介
日本新聞
請求記号 | 種類 | 原著に関する事項 | ネガ・ポジ | リール数 |
MR1 | 新聞 | [東京]朝日新聞 明治21.7~昭和23.12 |
P | 35mm 457リール (日本マイクロ写真 '89.1.5受入) |
横浜市立大学刊行逐次刊行物一覧
社会科学系
誌名 | 請求記号 |
Discussion Paper Series E | PR/Y6/20A |
Discussion Paper Series M | PR/Y6/20B |
Discussion Paper Series | PR/Y6/20 |