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戰線文庫の紹介
資料内容
「戰線文庫」とは、旧日本海軍省が1938年(昭和13年)から終戦間際にかけて、民間に編集を委託し、戦地の兵士に配布した慰問雑誌です。内容は、日本を離れた兵士に日本国内の情報と娯楽を提供するためのもので、戦況・軍隊関係の記事は少なく、当時の人気作家の小説を始め、詩、落語、漫才、映画情報、女優グラビアなど、バラエティ豊かな内容が掲載されており、戦中の日本の文化・風俗について知ることのできる、貴重な資料となっております
受入の経緯
寄贈者の日本出版社は、海軍省から「戰線文庫」の編集を委託されていた興亜日本社の後身にあたります。戦時中の日本の出版文化を研究する本学の大学院生が、研究のため同社を訪れ、研究内容に理解と賛同を得たことから、今後の研究資料として寄贈されました。
所蔵内容
戰線文庫目録
利用方法
「戰線文庫」は学術情報センターの貴重書庫に保存しています。閲覧をご希望のかたは、「貴重資料の利用について」のページをご参照のうえ、学術情報センターまで申請してください。